はじめに

健康経営優良法人の取得を目指す企業が増える一方で、「運動施策の欄に何を書けばよいのか」「ウォーキングキャンペーンやスポーツイベントだけでは弱い気がする」と悩むご担当者様は少なくありません。特に中堅・中小企業では、限られた予算と人員のなかで、形だけでなく実効性のあるプログラムを設計し、それを申請書の中でわかりやすく説明することが大きなハードルになっています。

経済産業省が推進する健康経営優良法人認定制度は、従業員の健康管理を経営的な視点で戦略的に進めている法人を「見える化」する仕組みです。また、厚生労働省の身体活動・運動ガイドでは、成人に対して「歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日60分以上」行うことが推奨されており、運動不足は生活習慣病やメンタル不調のリスク要因として位置付けられています。
参考:経済産業省「健康経営優良法人認定制度」

本記事では、健康優良法人(健康経営優良法人)の申請書に書ける「運動施策」の考え方と設計のポイントを整理しつつ、ヨガを含むプログラムをどのように組み込めば評価されやすい取り組みになるのかを解説します。最後には、出張ヨガ マインズが提供する企業向けヨガを活用した実践ステップもご紹介します。
参考:日本健康会議「ACTION!健康経営」ポータルサイト

健康経営優良法人の申請書で評価される「運動施策」とは

経営視点で導入される健康経営ヨガ

申請書の「運動施策」欄で見られているポイント

健康経営優良法人の申請書では、「従業員の運動機会の創出」「運動習慣定着のための具体的な取り組み」が詳細に問われます。単に「スポーツイベントを実施」「ウォーキングキャンペーンを開催」と書くだけでは十分とは言えず、次のような観点が重視されます。

  • 誰を対象に、どの程度の頻度・期間で実施しているのか(対象範囲と継続性)
  • 参加率や回数、健康データなど、成果を示す定量的な指標があるか(エビデンス)
  • 就業時間内実施やオンライン活用など、参加しやすい仕組みになっているか(参加ハードルの低さ)
  • 他の施策(ストレスチェック、保健指導等)と連動しているか(全体施策との一貫性)

例えば、「年1回の社内運動会」だけでは、継続性や日常の運動習慣の定着という観点からは評価が限定的になりがちです。一方で、「月2回のオフィスヨガを6カ月継続し、参加率と肩こり・腰痛の自覚症状の変化をアンケートで把握している」といった取り組みは、頻度・継続性・効果測定の観点から高く評価されやすくなります。

ありがちなNGパターンと、評価される施策の違い

運動施策の欄でよく見られるNGパターンは、「スローガンだけ」「単発イベントだけ」の記載です。「ラジオ体操を推奨」「通勤時に階段利用を推奨」といったメッセージ発信は大切ですが、それだけでは「経営としての取り組み」としてアピールしにくいのが現実です。

評価される施策に共通するのは、次の3点です。

  • プログラムとして設計されていること(例:週1回・就業時間内30分のストレッチやヨガを実施)
  • 参加率や従業員の声を把握し、改善に活かしていること(例:アンケートをもとに内容をデスクワーク向け中心に見直す)
  • 経営層・人事が主体的に関わっていること(例:健康企業宣言や健康経営方針に位置づける)

ヨガを含むプログラムは、限られたスペース・設備でも実施でき、デスクワーク中心の従業員が多い企業でも導入しやすい点が特長です。こうした「実施しやすさ」と「継続のしやすさ」を活かしながら、申請書に書ける形でプログラムを設計することが重要になります。

運動施策がもたらす健康・生産性へのインパクト

健康経営の取り組みとして導入されるヨガ

運動不足がもたらすリスクと企業コスト

厚生労働省のガイドラインでは、身体活動の不足が高血圧や糖尿病などの生活習慣病リスクを高めるだけでなく、メンタルヘルスやロコモティブシンドローム(運動器症候群)、認知機能の低下にもつながることが指摘されています。こうしたリスクは、医療費の増加だけでなく、プレゼンティーイズム(出社していても本来のパフォーマンスを発揮できない状態)を通じて企業の生産性に直接影響します。

デスクワーク中心の職場では、長時間の座位と同じ姿勢が続くことで、肩こり・腰痛・眼精疲労などの不調が発生しやすくなります。これらは一見「軽い不調」に見えますが、集中力の低下やミスの増加、モチベーション低下を招き、結果として業務効率の悪化や残業時間の増加につながります。

さらに、運動不足はメンタル不調のリスク要因ともなり、休職・離職といった形で人材ロスを引き起こす可能性もあります。採用市場が厳しさを増すなかで、健康課題による離職は企業にとって大きな損失です。「運動施策」は単なる福利厚生ではなく、人材投資と経営戦略の一部として位置づける必要があります。

運動習慣がある組織が得られるメリット

一方で、計画的な運動施策に取り組んでいる企業では、次のようなポジティブな効果が報告されています。

  • 従業員の肩こり・腰痛など自覚症状の改善による、集中力・生産性の向上
  • チームで運動することによるコミュニケーションの活性化・エンゲージメント向上
  • 健康経営への取り組みを発信することによる採用力・企業ブランドの向上
  • 中長期的な医療費・労災関連費用の抑制

特にヨガのように、体力レベルや年齢に合わせて負荷を調整できるプログラムは、運動習慣のない従業員でも参加しやすく、「運動が苦手な層」を取り込める点が強みです。オンラインとオフラインを組み合わせれば、テレワーク中の従業員や全国拠点のメンバーも含め、全社的な運動習慣づくりへと広げていくことが可能です。

健康優良法人(健康経営優良法人)を目指すうえでは、単に制度のチェックボックスを埋めるだけでなく、「従業員が実際に参加し、健康状態と働き方が変わっているか」という視点が欠かせません。その意味で、運動施策は健康経営の中核となる取り組みだと言えます。

ヨガを軸にした運動施策が選ばれる理由

評価項目に対応した運動施策としてのヨガ

ヨガは「からだ」と「こころ」を同時に整える運動施策

ヨガは、ストレッチ・筋力トレーニング・呼吸法・マインドフルネスの要素をバランスよく含むプログラムです。デスクワークで硬くなりやすい肩まわりや腰、股関節を中心に動かすことで、慢性的な肩こり・腰痛・むくみの改善が期待できるほか、深い呼吸を意識することで自律神経を整え、ストレス軽減や睡眠の質向上にもつながります。

  • 少ないスペースで実施できる(会議室・休憩スペースなどで実施可能)
  • 服装の制約が少ない(軽いストレッチ中心のプログラムならスーツやオフィスカジュアルでも参加しやすい)
  • 運動習慣のない従業員でも無理なく始められる(ポーズの難易度を調整できる)
  • 呼吸法やリラクゼーションを通じて、メンタルケアにもアプローチできる

こうした特性から、ヨガは「身体面」と「メンタル面」の両方を同時にケアできる運動施策として、健康経営を進める企業から高い支持を受けています。また、インストラクターが参加者の様子を見ながら強度や内容を柔軟に調整できるため、年齢や体力レベルが多様な職場でも導入しやすいのが大きなメリットです。

健康経営優良法人の基準とヨガプログラムの相性

出張ヨガ マインズが提供する企業向けヨガは、健康経営優良法人の認定基準に合うように設計しやすい点が特長です。例えば、以下のような形で申請書に落とし込むことができます。

  • 「就業時間内に月2回、30分のオフィスヨガを実施。対象は全従業員、平均参加率◯%」
  • 「プログラム開始前と3カ月後にアンケートを実施し、肩こり・腰痛・ストレス自覚度の変化を把握」
  • 「ストレスチェックの高ストレス者フォロー施策として、オンラインヨガへの参加を案内」

マインズでは、オフィスヨガ・健康経営支援ヨガ・イベントヨガ・高齢者向けヨガ・労働組合向けヨガなど、企業規模や業種、従業員属性に応じてプログラムをカスタマイズできます。オンラインと訪問型の両方に対応しているため、テレワークやシフト勤務が混在する企業でも参加しやすい形に設計できます。

さらに、健康企業宣言や健康経営優良法人の認定要件を意識したプログラム設計も可能です。「どのような頻度・対象・内容にすれば申請書で説明しやすいのか」「アンケート項目をどう設計すれば効果を見える化できるのか」といった点についても、これまでの企業支援実績にもとづいてアドバイスを受けられます。

健康優良法人申請に活かすヨガプログラム設計と導入ステップ

申請に活用できる健康経営ヨガ施策

導入ステップ:3つのフェーズで考える

健康優良法人(健康経営優良法人)の申請書にしっかり書ける運動施策にするためには、「思いつきで始める」のではなく、次の3フェーズに分けて設計することがポイントです。

  • ①現状把握フェーズ
    ストレスチェックや従業員アンケート、健診結果などから、肩こり・腰痛・運動不足・メンタル不調などの課題を整理します。「デスクワーク中心で肩こり・腰痛が多い」「残業が多く運動習慣がない」など、ターゲットとなる課題を明確にします。
  • ②設計フェーズ
    課題に合わせて、頻度・時間帯・実施方法(オンライン/オフライン)を決定します。例えば、「本社オフィスでは月2回の対面オフィスヨガ」「地方拠点や在宅勤務者にはオンラインヨガを配信」といった形で、出張ヨガ マインズのプログラムを組み合わせることができます。
  • ③実施・評価フェーズ
    プログラム開始前後でアンケートを実施し、参加率・満足度・自覚症状の変化などを数値として記録します。これらのデータは、そのまま健康経営優良法人の申請書の「取組内容」「成果」として活用できます。

マインズでは、これらのステップを踏まえたうえで、人事・総務担当者様と一緒に最適な実施形態を検討し、現場での運用に乗るまでをサポートします。

成功させるためのポイント:人事・現場・経営をつなぐ

ヨガを含む運動施策を成功させるには、「良いプログラムを用意する」だけでなく、社内での巻き込み方が重要です。特に次のポイントを押さえておくと、参加率と継続率が大きく変わります。

  • 経営層からのメッセージ発信
    トップメッセージとして「健康経営の一環としてヨガを実施する」「健康優良法人の取得を目指す」と発信することで、従業員が安心して就業時間内に参加しやすくなります。
  • 現場マネジャーの協力を得る
    現場の上長が「この時間はヨガの時間だから、会議は避けよう」といった姿勢を示すことで、実際の参加率が高まります。チーム単位での参加を促すと、コミュニケーション活性化にもつながります。
  • 参加しやすい工夫を凝らす
    「着替え不要の椅子ヨガ」「15〜30分のショートクラス」「オンライン配信のアーカイブ視聴」など、忙しい従業員でも参加しやすい工夫を取り入れることで、運動習慣として定着しやすくなります。

出張ヨガ マインズは、企業規模・業種・働き方に合わせたカスタマイズ対応や、オンラインとオフラインを組み合わせた柔軟な実施形態、健康企業宣言・健康経営優良法人の認定取得を見据えたプログラム設計を強みとしています。「健康優良法人の申請書に書けるレベルの運動施策を整えたい」「ヨガを軸にした健康経営を進めたい」という企業様にとって、心強いパートナーとなるはずです。

健康経営優良法人の取得を支援するヨガサービス

健康優良法人の「運動施策」でお悩みなら、専門家に相談しませんか?

「出張ヨガ マインズ」では、健康経営優良法人の認定要件や健康企業宣言に対応したヨガプログラムを、企業規模・業種・働き方に合わせてカスタマイズしてご提案します。オンライン・オフライン両対応で、全国どこからでも導入しやすい仕組みをご用意しています。

申請書の「運動施策」欄に何を書けばよいかお悩みの段階でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。

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